「さぬき高松まつり」花火大会観覧帰りの事故です。8月13日夜、高松市の屋島北端沖の瀬戸内海で、小型船が浅瀬に乗り上げる事故がありました。乗員・乗客に計8人にケガはありませんでした。
13日午後9時30分ごろ、高松市屋島北端の長崎鼻近くの海域で、「屋島北端の長崎鼻で漁船が乗り上げている」と近くを航行中の船舶から118番通報がありました。
通報を受け、高松海上保安部の監視取締り船が駆け付けたところ、午後10時ごろ、長崎鼻に乗り上げている小型船を確認しました。
乗り上げた船は汽船「先秀丸」4トンで、長さ約10メートルあり、高松市林町の60歳の男性が操船していました。船長によると乗客7人を乗せて、花火大会を観覧した帰りに乗り上げたということで、7人は別の船で移動済みで全員ケガはなく、浸水や油の流出もありませんでした。
13日の高松港の干潮は午後7時38分で、潮が引いた状態でした。当時の風速は2メートル程度で、視界も悪くなかったということです。「先秀丸」は午後10時30分ごろ離礁しました。高松海上保安部で事故の原因を調べています。
高松海上保安部では13日夜は花火大会に合わせて、巡視艇など3隻を出して、警戒活動にあたっていました。