お盆を迎え、多くの人でにぎわっていた新潟市の商業施設で8月13日、卓上コンロ用のカセットガスボンベが爆発する事故があり、2人がケガをしました。
【記者リポート】
「こちら爆発があったとみられる新潟市中央区の商店街。入り口のガラスが割れているのが確認できます」
規制線が張られ、割れたガラス戸が残されるなど物々しい雰囲気が漂う本町商店街。
爆発事故があったのは、飲食店や鮮魚店などが入る新潟市中央区の青海ショッピングセンターです。
午前11時半ごろ施設の従業員から「ガスが爆発したようで、窓ガラスが割れた」と消防に通報がありました。
【近隣店舗の従業員】
「大きなガシャンという音がして、車でも突っ込んだのかなと思って外に出てみたら、ガラスの扉が2枚割れていた。通りかかった方が『警報器が鳴っていた』と言っていたので、ガスなのかなと話をしていた」
爆発したのは卓上カセットコンロ用のカセットガスボンベで、その衝撃は施設の外にも及んでいたと言います。
【施設向かいの青果店 店長】
「窓ガラスの破片がすごくて、店のこちら側まで来ていた。服がブワッとなるくらい衝撃があった」
お盆初日で買い物客などで混雑していたという施設。
爆発により40代と60代の男性2人がケガをして病院に運ばれましたが、いずれも命に別条はありません。
警察と消防が爆発の原因などを調べています。