8月16日、北海道北部の中頓別町で、酪農家の牛舎内で飼料箱が荒らされた痕跡が見つかり、さらに牛舎の外ではクマの足跡が発見されました。
16日午前9時ごろ、酪農家の男性が牛舎内で飼料箱がひっくり返されているのを発見しました。
飼料にはトウモロコシなどが含まれ、男性によると飼料の3分の2が食べられたうえ、残りは付近に散らばっていたということです。
男性は役場と猟友会に連絡。
役場の職員や猟友会のハンターが確認したところ、牛舎の外で縦30センチ幅18センチの巨大なクマの足跡を発見しました。
牛舎内には約20頭の牛がいましたが、被害はありませんでした。
道内ではクマによる食害が続いていることもあり、警察は付近をパトカーで続けています。