坂上忍の愛犬「パグゾウ」天国へ…追悼番組に視聴者感涙「愛犬との向き合い方」あらためて考える声相次ぐ

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「突然ですが、パグゾウが永眠されました」

 7月15日、俳優のが自身のYouTubeチャンネルで、愛犬「森田パグゾウ」くんが14歳で天国に旅立ったことを明かしていた。

「パグゾウくんと坂上さんは、坂上さんがほかのワンちゃんのリード(ひき綱)を買うため、たまたま入ったショップで出会い、坂上家に迎え入れられたそうです。

 体はかなり小さく、テレビのリモコンサイズ。坂上さんによると、獣医さんから『これはヤバい。5~6年もてば(生きられれば)いいほうだろうね』と言われたほどの未熟児でしたが、食欲は旺盛で、すぐに体は大きくなり、坂上家のほかのワンちゃんたちとも仲よくなったそうです。

『この子がいなかったらいまの生活はない』というほど、後の坂上さんの保護活動に影響を与えたワンちゃんです」(芸能記者)

 そのパグゾウくんと坂上の「14年8カ月」の軌跡が、8月15日に『坂上どうぶつ王国』(フジテレビ系)で放送された。

 当時は、いまの坂上が運営するような保護施設はなく、家の押し入れでワンちゃんたちが『共同生活』をしていた。そのときの場所取りの様子や、団子状態になって寝る姿など、懐かしく愛らしい映像が映し出され、パグゾウくんもそのなかで「大いびき」をかきながら寝落ちをしていた。

「坂上家のマスコット的存在になったパグゾウくんは、映画のPRなどマスコミ向けの仕事にも多く参加し、『坂上どうぶつ王国』の収録スタジオにも訪れていました。しかし、加齢とともにてんかんや尿管不全、緑内障などの病気を発症していました。

 目も見えなくなり、歩くこともままならなくなったパグゾウくんは、坂上さんご夫婦、きょうだいのワンちゃんたちに見守られながら、穏やかな最期を迎えたようです」(同前)

 坂上はYouTubeで《1年以上ですかね、闘病生活というか介護生活が続いていたんですけど。本当にとっても強い子で“今回ばかりは無理だろう…”というのを何回も乗り越えてくれました。それだけで感謝だと思っております》と語った。

 Xにも《パグゾウ大好きだよお空でも元気でね》《パグゾウありがとうね 一生懸命生きたね、お空から坂上ファミリーを見守ってね》《パグゾウのおかげで たくさんのワンちゃんネコちゃんが坂上さんの手で救われていってるね》など、のポストが寄せられていた。

 この放送で「愛犬との向き合い方」を再認識した視聴者も多かったようだ。

 坂上も、パグゾウくんの12歳の誕生日に《あと、何年頑張ってくれるかわかりませんが、数ヶ月かもしれませんが、最後までしっかりお世話をさせて頂きたいとおもいます。》と、ブログで心境を語っていたが、Xにも

《パグゾウちゃん あなたからたくさん教えてもらえました 我が子を愛することを約束します》

《シニア犬だから少しずつ覚悟していないと…でも病気も怪我もなく長生きしてな。何があっても介護するから》

《パグゾウみたいに、最期まで愛されて幸せな子が増えるといいなぁ》

 などのコメントが見受けられた。

 また坂上は「病弱なのに、売り物にされちゃっている子がいるんだ」とショップのあり方にも疑問を呈していた。

 パグゾウくんは思い出とともに、多くのものを遺してくれたようだ。

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