お笑いコンビ「」のトシ(49)が、9日に放送されたMBS「」(土曜後3・00)に出演。覚悟した過酷なロケ番組を振り返った。
番組では今年で芸歴30周年を迎える「タカトシ」の半生を振り返った。“仕事は断らない”というポリシーのタカトシに舞い込んだオファーが朝日の超人気番組「」。その中でも「サバイバル生活」は桁違いの過酷さだった。
タカトシ・タカは「海に潜って、自分で(魚を)突いて。自給自足」と当時を回想。ある時は、海が大荒れだったものの、その日しかロケができる日がないため、波の飲み込まれる大ハプニングにもあった。
トシは「ディレクターも勝負ですからね」と良いVTRを撮るためにスタッフも必死になったが、「だからの、大しけの日に“潜って捕ってこい”」という過酷な指示も受けたという。
トシは「漁師さんの船に乗っていくんですよ。漁師さんが“こんな日に俺らでも出ないよ”」と忠告されたものの、ディレクターも態度を変えない。
結局、乗船したはいいが「もの凄い波」で船は大揺れ。トシは船の中で「こんな中で潛るのは嫌だな」と思っていた。そんなトシの前で漁師とディレクターが打ち合わせを開始。「潜らせてください。きょうしかない」というディレクターに対し、漁師は「こんな日に行ったら死ぬぞ!バカヤロウ!」と怒鳴ったが、それでもディレクターは意見を曲げなかった。
「僕は陰で“漁師ガンバレ!”」と心の中で叫んでいたというトシだったが「結局、潜らされましたけどね」と振り返ると、その結末にスタジオも騒然。も「今なんか絶対にアウトでしょ」と驚いていた。