福岡市西区で4日、駐車場を走行中の車が方向転換後に急加速して信号機の柱へ衝突した。
柱は大きく揺れ、車の前部は折れ曲がったが、けが人はなかった。
アクセルとブレーキの踏み間違いの可能性があるという。
一方、埼玉・日高市では1日、“ふらつき走行”のレンタカーが縁石に乗り上げ、タイヤが破裂した。
信号機の柱にぶつかり車のフロントは‟くの字”に
4日午前10時過ぎ、福岡市西区で車が信号機の柱に激突する瞬間をカメラがとらえていた。

シルバーの車が、駐車場内でゆっくりと方向転換すると、「ドン!」と大きな音を立てて衝突した。
撮影者は、「ドカーンっていって、振り向いたら車がああいう状態で。なんであんなんになったんだろうって、あとでドライブレコーダーを見直した」と話す。
異変は車が曲がろうとした直後だった。
突然車がスピードアップし、ぶつかった衝撃で電柱は激しく揺れ、車のフロント部分は「くの字」につぶれている。
警察によると、この事故によるけが人はいなかったという。

撮影者は、「おそらく(アクセルとブレーキの)踏み間違えじゃないかな。柱のおかげで逆に助かった。(柱がなかったら) 間違いなく誰かを巻き込んでる」と話していた。
「やっぱ事故ったな」と…事故直前からの異変
一方、1日午後7時半前、埼玉・日高市でカメラがとらえたのは、前を走っていた車がカーブを抜けたあと、縁石に乗り上げた瞬間だ。

撮影者の男性が 、「あ、事故った事故った」と話すと、女性が「えっこわいー!あっ…事故ったね」と声を上げた。
撮影者は、「やっぱ事故ったなと」 と話す。
撮影者は、事故の直前からある異変を感じていたと言い、「ずっと対向車線にはみ出し、縁石に何度もこすりそうに、加減速をずっと」と当時の状況を語った。
急いで事故を起こした車へ向かうと、車内にいたのは、ぼうぜんとする20代くらいの男女だった。
車はレンタカーで、左前のタイヤがバーストしていて、もはや走れる状態ではなかったという。
撮影者は、「正面衝突も普通にあり得るような状況が何回もあったので、気をつけてほしい」と話した。
(「イット!」8月11日放送より)