元大阪市長で弁護士の橋下徹氏が18日、TBS系「ゴゴスマ~GOGO!Smile!~」で、16日付けの産経新聞で「維新は橋下院政」などと書かれた記事について猛反論を繰り広げた。
番組では16日の産経新聞の記事を紹介。コメンテーターとして出演した橋下氏の前で石井アナが読み上げた。記事の見出しは「『いい加減にしてくれ』…維新で反発強まる『橋下院政』 新体制での挙党一致にリスク」となっている。
橋下氏は「これはXを通じて産経新聞に厳正なる抗議をしました」といい「実権なんて持ってないし、院政なんてできるわけない。維新を辞めて党籍も持っていない。弁護士ですから放送法も充分に理解しているつもり。メディアで喋る以上はどの政党に対しても同じスタンスで批判することは批判する」とコメント。
そして「一つ言いたいのは、たくさん政治評論家、いるじゃないですか。意見言いますよね?意見を言ってもトンチンカン、的外れな意見をいうコメンテーターの方がいいんですかね。たまたま1個、僕が意見を言ったらたまたまそういう動きがあった。分数で言えば1000ぐらい言っている、でもほとんど真逆な方に言っている。たまたま1万ぐらいのうち、3つぐらいのことを取りだして、それで院政って、いやいやちょっと待って下さいよ、産経新聞さんと」と訴えた。
このX上での反論に対し、現時点では産経新聞からの反応はないといい「ぼくのXなんて産経新聞、見てないでしょ」と自虐。「現実、維新のメンバーに限らず、自民、立憲民主、国民民主も政治家やってましたからコミュニケーションはありますよ。でも維新の方に疑いを持たれないように、お願いとかは絶対にやらない。必ずXとかメディアを通じて公に言って皆に見てもらうのをやっている」と主張していた。