神奈川県の首都高速で、猛スピードで車を追い抜く危険な車がカメラに捉えられた。車は車線変更を繰り返し、時速180km近くで走行。撮影したドライバーは、「死ぬかも思った」と振り返る。またイギリスでは、飲酒運転のうえ時速約190kmで暴走する車が事故を起こす様子も確認された。
深夜の首都高で危険な車線変更
神奈川・川崎市の首都高速で8月3日午後11時前に撮影されたのは、猛スピードで追い抜いていく車だった。

車は2車線をまたいで大胆に左に車線変更した直後、再び右車線に戻っていった。
目の前で追い抜かれた撮影者のドライバーは「もし自分が加速していたら、ぶつかっていたかもしれない。初めて“死ぬかも”と思いました」と語った。

この直前、後ろから来た車は真ん中の車線から右に移動し、そのまま加速して走り去った。

撮影者によれば、速度は時速180kmほどに感じられたという。
撮影者は「大事故につながりかねない。他人の迷惑にならない運転をしてほしい」とコメントしている。
速度超過が招いた結果…撮影された危険な事故映像
イギリスでは、法定速度を守らない危険運転の結末がカメラに捉えられていた。撮影されていたのは、時速約190kmで暴走する車の映像だ。

車はバンを追い抜いた後、トラックも抜こうとした際に左カーブでハンドル操作を誤り、標識をかすめて草むらに突っ込みクラッシュしてしまった。

車体は何度も回転し、フロントガラスは無数のヒビで覆われた。
ドライバーは奇跡的に軽傷で済んだが、検査で基準値の2倍のアルコール濃度が検出された。飲酒運転などの罪で実刑判決が下され、2年間の運転禁止処分となった。
(「イット!」 8月14日放送より)