9月2日、深夜のバラエティー番組『EXITV』(フジテレビ系)が放送された。番組ではをテーマにした議論がおこなわれたのだが、兼近が発言した持論が波紋を呼んでいる。
「この番組は毎週火曜25時15分から放送されており、EXITがパーソナリティを務める『日本一ハッピーサンシャイン!?』な深夜のトークバラエティです。
暗い話題が絶えない現代、気が滅入ってしまいがちな真夜中に、相談やお悩みをトークで明るくポジティブに解決することを目指しています。
今回は、ボーイズグループINIの後藤威尊さんと、佐野雄大さんをゲストに迎え、ガチの悩み相談を繰り広げました」(放送作家)
番組中盤、後藤が《「する人の方が優秀だ」みたいな意見はどう思いますか?》とテーマを投げかけた。学校では時間を守れと習ってきたものの、最近SNSなどで、する人は優秀な人が多いという意見があることに複雑な心境を吐露したのだ。
「それに対して、兼近さんが持論を展開。する人のことはなんとも思わないとしたうえで、『を責める人は能力低いなと思う』とコメントしました。『その時間なんかしたほうがよくない?』『はっきりと言えることは、を許さない人は仕事ができないということ』と、かなり強めに主張したのです」(同)
その発言には、《※兼近の個人的見解です》とテロップが入り、注意書きが添えられたが、Xでは賛否両論飛び交う事態となった。
《だからといってを正当化できるものでもないよね…》
《自分1人の仕事ならば好きにすれば良いが、他の人との仕事ならば時間泥棒に過ぎないよ》
《するやつで仕事できるやつあまり見たことない気がするけど》
コメントの多くは、への拒否感を訴えるものだったが、この “論争” は以前から物議を醸してきたと芸能ジャーナリストが指摘する。
「大きく反響があったのは、元『2ちゃんねる』の管理人で実業家の “ひろゆき” こと西村博之さんの持論でしょう。
ひろゆきさんは、2025年4月、Xで《“良くない教”の人は、しないだけで、自分の地位が安泰だと誤解してるので間違いだと思ってる》と、しないことを正義としている人々へ苦言。
さらに、8月29日にも《学校では、良い結果よりしない事を重視する。社会では、時間を守るより良い結果が重要になる》とについて持論を展開。両ポストにはさまざまな意見が飛び交いました」
同番組でも、ひろゆき氏が「需要のある人は1時間に1本ずつ仕事が入っていたりする。何かあって5分ずつとか遅れていくと優秀な人ほどいろんなところにスケジュールが入るからちょっとでもズレたら全部ズレる。するのは当たり前」と、2023年10月に放送された『ABEMA
Prime(アベプラ)』(ABEMA)で発言したコメントを例にあげていた。
「番組ではその後もについて話が盛り上がっていました。INIでは、迎えの車の発車時刻に1秒でも遅れたら、ほかの手段を使って現場に行かなくては行けないという厳しいルールがあると告白。
一方、お笑い界では、収録にしてくるとその人が注目を集め、“おいしい”
位置になる状況もあると明かしました。置かれた環境によって、にはさまざまな考え方があるようですね。
ただ、ごくごく普通の会社員がをした場合、白い目で見られるのは間違いないでしょう」(前出・放送作家)
が許される社会はやってくるのだろうかーー。