宝塚歌劇111周年記念式典「One and only きらめきの、その先へ-」が1日、兵庫・宝塚大劇場で開催された。
客席にはOGや関係者などが招待されされた。現役生175人、音楽学校生79人が出演。第1部では月組の鳳月杏と天紫珠李、星組の暁千星と詩ちづる、宙組の桜木みなとと春乃さくらの3組のトップコンビが「111周年を迎えた宝塚歌劇を、これからもよろしくお願い致します」などと口上を行った。暁と詩は新トップコンビとして初の公の場、桜木と春乃にとっても、初の大劇場登場となった。
続いて記念奉舞では、宙組の水美舞斗が中心になり、洋楽で日本舞踊を披露。音楽学校の予科・本科の生徒による歌唱や、花組の極美慎や専科の小桜ほのか、宙組の天彩峰里を中心に宝塚メドレーを披露した。ラストの「フォーエバータカラヅカ」を総勢173人での圧巻の大合唱となった。
2部の月組公演では、現在上演されている「GUYS AND DOLLS」が披露された。
また阪急電鉄の嶋田泰夫社長が、111年の歴史を振り返り、「私どもの事業運営が心痛むできごとを招き、心よりお詫びいたします」と式辞を述べていた。