韓国ドラマ「彼女はキレイだった」「キルミーヒールミー」などで知られる女優のファン・ジョンウム(40)が最近、個人事務所の資金43億4000万ウォン相当(約4億3400万円)を横領した疑いで裁判にかけられる中、懲役3年が求刑されたと21日、現地メディアのスタートゥデイなどが報じた。
記事によるとこの日、済州(チェジュ)地裁でファン・ジョンウムの結審公判が行われ、特定経済犯罪加重処罰などの法律違反により、懲役3年が求刑されたという。
公訴事実によるとファン・ジョンウムは2022年、自身の所属事務所が融資された資金のうち、7億ウォン(約7000万円)を仮払金の名目で受け取り、仮想通貨に投資していたことが明らかになった。
この事実を認めたファン・ジョンウムは、裁判で「会社名義ではあったが、自ら稼いだ収益だという考えで、未熟な判断をしてしまった」と釈明した。横領金はすでに全額返済している。
ファン・ジョンウムに対する判決公判は、9月中に開かれるという。