県が発注した道路の除草作業をしていた40代の男性が18日、作業中に意識を失い死亡していたことがわかりました。症状などから熱中症とみられています。
18日午後3時半ごろ、江北町の県道江北芦刈線で道路の除草作業をしていた41歳の男性作業員が意識を失い倒れました。
男性はけいれんを起こすなど熱中症が疑われる症状がみられ病院に搬送されましたが約3時間半後に死亡しました。
除草作業は杵藤土木事務所が発注し、大町町の建設会社が受託したもので、男性は下請け業者の作業員だったということです。
また杵藤土木事務所によりますと倒れる15分程前、体調を気遣った他の作業員の声掛けには「大丈夫」と応じていたということです。
この日、現場に近い白石の観測地点の午後3時半時点の気温は33.8度で県内に熱中症警戒アラートは発表されていませんでした。
県は受託業者に対し安全対策の徹底を図るよう指導するとしています。