検察官名乗る男からウソの電話…80代女性が3825万円を騙し取られる詐欺被害 3回に分けて指定口座に振り込む

 愛知県豊田市の80代の女性に検察官を名乗る男からウソの電話があり、3800万円あまりをだまし取られる被害がありました。

 警察によりますと7月8日、豊田市の80代の女性に検察官を名乗る男から「マネーロンダリングの容疑がかけられています」などと電話がありました。

 その後女性は、SNSのビデオ通話などで指示を受けて、3回に分けてあわせて3825万円を相手の指定する口座に振り込み、だまし取られたということです。

 また7月15日には、江南市の70代の女性に警察官を名乗る男からウソの電話があり、2回にわたり封筒などに入れた現金あわせて1700万円を自宅駐車場の植え込みに置き、だまし取られました。

 警察は、「捜査名目で現金を振り込ませることはない」と注意を呼びかけています。